世界で最悪!
習得が難しいと名高い我が『日本語』!!
改めて、いろいろ調べてみると、日本語を勉強している留学生や学生に、大変申し訳ない気分になってきた。理解する前に覚えることが山積。
『これ全部覚えるんだよ~』と、日本語を勉強する前に、東京ドーム16個分とも感じられる莫大な量を見ていたら、おそらく勉強してくれてなかったかもしれません。
『アニメが好き』『ドラゴンボールが・・・』『マジンガーZが・・』『おしんを見て・・・』と、ジャパニーズカルチャーに感銘を受けて、軽い気持ちで日本語を始めたんじゃないかな~って・・・思うと・・・居た堪れない・・・((((((((( ゚Д゚)
最悪最強の日本語語学詐欺に、あっちゃったのね・・・
普通の語学とおもって、身を投じたんだね・・・( ;∀;)
し・か・し・・・
日本語難しいでしょ?
いや?!
文法同じだから・・・
単語覚えるだけ。。。
漢字は無理ね、無視無視!!
・・・えっ!! ( ゚Д゚)
日本語の語順は、日本固有の物とおもっていた・・・
世界中、英語と同じ『後ろから前に訳す』構成【SVO型】になっていたと思っていた・・・
SVO型より、SOV型がメジャー
語学の語順を『主語』と『動詞』と『目的語』の語順で、大まかに区分することで比較ができる。
語順については、前回のブログを参照願いたい。
改めて、
『主語』『目的語』『動詞』を確認しておくことにする。(←特に、今は覚える必要無)
『主語』※文章の中のメインな事
→『S (Subject)』
『目的語』※目標物
→『O (Object)』
『動詞』※動きや状態や作用の事
→『V (Verb)』
この『SVO』で比較するのだが・・・
細かい部分を比較すると、形容詞とか副詞とかの取り扱いの関係、他の品詞の変化により主語が省略される取り扱い変化など出てくるが、漠然と『 S 』『 V 』『 O 』の配置語順で区分してみる。
世界の約45%が、SOV型
日本語と同じ、『SOV型』が、世界の約45%で使用されているとの調査結果が報じられている。いままで、英語教育しか受けてこなかった為、世界基準は、『SVO型』と勝手に思いこんでいた。
上記以外にも、『VSO型』『VOS型』『OVS型』『OSV型』などが存在する。
このように、並べてみると、現在のメジャーな語学は、殆ど『SVO型』に存在する。
昔からあり歴史が長く続いている国は、『SOV型』に収まっているように感じる。
古英語の時代は・・・自由奔放だった
日本にも古文が在るように、英語にも古英語が存在する。
西暦700年あたりが、その古英語が使用されていた時代で、現在の日本語の様に、なんでもありの語順だったらしい。
既に、お気づきかもしれないが・・・昔の英語は、単語単位で、細かく変化活用したのだ。
男性名詞や女性名詞そして中性と複数形に分かれていて、さらに、それぞれが主格(主語)、対格(目的格)、属格(所有格)、与格(間接目的語)すべてに対して変化活用が存在していたのだ。
ものすごくややこしい・・・
そのため、何処に単語がきても気づく構造になっていたのだ。
それが・・・段々と、だれでも理解できるパズルの当て込みの様なシンプルな形へと変化していった。
このことにより、習得が速く、理解がしやすい語順一つに進化していったのだ。
国が合併したり、民族が一つになる際の多言語問題については、シンプルで習得しやい言語として、英語などを統一言語として扱う事が多い。
遠い将来、平和的な宇宙人がやってきて、世界を英語で統一するかもしれない・・・