【時制】時間の位置関係を言葉で表すのは、3つの時制でOK

英文法の杜
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いつの物事を言っているかを表す方法として時制を理解しなければならない。
その事が、過去なのか、今なのか、将来なのか。。。
これは大変重要だ・・・

今回も

へ~~そうなんだ・・・

程度の認識で軽く流して理解してもらえればいい・・・
時制の基礎中の基礎『過去形』『現在形』『未来形』を簡単に見てみよう。

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過去形

Emma
Emma

血が・・・・

Aki
Aki

え!どうした・・・

Emma
Emma

出てた・・・

Aki
Aki

もう止まったから・・・
大丈夫や・・・

過去の時点で終わった、今では違うような時は、過去形かこけい


・戦争は、終わった。
・宿題は、終わった。
・大阪で、生まれた。
・昨日、田んぼに落ちた。
・あっちゃんが、好きだった。

今後の発展する過去形の種類
・過去形
・過去進行形
・過去完了形
・過去完了進行形

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現在形

Emma
Emma

頭が・・・

Aki
Aki

どうした・・・


Emma
Emma

痛い・・・


Aki
Aki

りゃ大変・・・
クスリの飲もうか

現在の時点の事や習慣を話すときは、現在形げんざいけい


・ご飯を食べる
・毎日クスリを飲む
・電車に乗る
・ベットで寝る

今後の発展する現在形の種類
・現在形 
・現在進行形
・現在完了形
・現在完了進行形

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未来形

Emma
Emma

赤ちゃん・・・

 

Aki
Aki

え!!出来たの・・・

 

Emma
Emma

欲しい・・・

 

Aki
Aki

将来の話ね・・・

今の思いを、希望や推測を伝える時には、未来形みらいけい


・ユーチューバーに成る
・大金持ちになる
・ニューヨークに行く
・明日、公園で寝る
・あした温泉に行く

今後の発展する未来形の種類
・未来形 
・未来進行形
・未来完了形
・未来完了進行形

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時制の考え方

何となく感じ取ってもらっただろうか・・・

時制とは、話の内容の時間の流れのどの位置にあるか?又は、範囲か?を意識させる表現。

現在形・・・話し手から、見て、今その瞬間の実態や習慣。
過去形・・・話し手から、見て、昔の内容について。
未来形・・・話し手から、見て、今からの将来の予測や希望について。

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時制のまとめ

一先ず理解してもらいたいのは、3大時制の『過去』『現在』『未来』の三種類。
この三種類だけでも十分海外で生活する事は出来るぐらいだ。
しかし、詳細に意思を伝えるには、12の時制と4つの時制を理解していれば完璧だ。
一通り紹介しておく。理解しやすい様に、日本語の例文で何となく理解してもらえれば、今は十分だ。もう一度念を押すが、今ここで理解するより知ってもらう程度で十分。
分からなくても『へ~~』って感じで流してもらえればいいと思う。

時制とは、話し手から、時間軸のどの位置の内容なのかを示すもの。
現在の実態基準の時、現在形ベース。過去の内容基準の時、過去形ベース。将来の予測基準の時、未来形ベースを用いる。


現在ベース
現在形
  (彼女は、毎日勉強をしている。)
現在進行形
  (彼は、シャワーを浴びている所だ)
現在完了形
  (私は、今ちょうど、宿題を終えた所です)
現在完了進行形
  (彼は、朝からずっと数学の問題を解き続けています)

過去ベース
過去形
  (戦争は、おわった。)
過去進行形
  (その時、息子は、ゲームをしていた。)
過去完了形
  (私が駅に着いたとき電車はすでに発車していた。)
過去完了進行形
  (先月行くまで、私は大阪に行ったことがありませんでした。)

未来ベース
未来形
  (私は、将来外国人と結婚している)
未来進行形
  (日曜日には、USJに向かって運転しているだろう)
未来完了形
  (彼女は、来月で日本に5年住んでいることになる)
未来完了進行形
  (父が仕事を終えるまで、私はゲームをしているでしょう)

番外ベース
大過去
  (大阪に引っ越す前に、私は5年間広島に住んでいました。)
仮定法
  (もしもお金があったら、最新のPS5を買えるのに)
過去未来
  (息子に5時に起こしてもらう予定だった)
・時制の一致
  ※文法上の前後文の時間的調整

この12+4時制が、中学校から大学までに出てくる全ての時制だ。
言葉だけなら五分で覚えられるだろうけど・・・
この使い分けの感覚をえるには、ちょっと理屈だけではいかない・・・

英語初心者や英語アレルギーの方は、まず『過去』『現在』『未来』の時間軸のイメージをつかんでもらえるだけで十分

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補足 未来形って未来の話?

チョット補足をしておきます。
感受性の強い方なら・・・

未来形って未来の話…?

と思った方もいるとおもうが・・・

いやいや無理っしょ!!
未来の話は無理っす。


だから、「時制の表」にも表している通り、

未来形=将来の予測と希望

ってな事ぐらいの不確かな情報の話と思った方が良い。

過去形も過去の事実だし、現在形も現在の事実で話ができるが、

未来の事実について・・・とは言い切れない。
だから、未来形は、「現在から推測した将来の話」って事と理解しておくと、合致が行くと思う。

ちなみに、
「ガチな未来の事実」として話するなら・・・

ドラえもんの様なタイムトラベラーが、
未来にタイムスリップして、
西暦2050年の様子を見たとする。
その、タイムトラベラードラえもんが、
現代に戻ってきて、のび太君に話を伝えたら・・・

その時の時制ってどう思う?

そう・・・
ドラえもんは、見た内容は、未来たけど、
見た事実として、伝える時過去

「俺、未来に行って、見たけど、日本の初の大統領は、ジャイアンだった。」

その情報を受けたのび太君は、勿論
「マジで…ジャイアンが大統領になるんだ」
完璧な未来形

ややこしいが。。。
未来形を未来の話として解釈するのは、今後混乱するのでやめといた方が無難。
むしろ、将来の推測や希望が、未来形のイメージとして捉えてもらいたい。

まあ、言葉の進化がタイムトラベラーを想定していないので、こんな状況になってしまうのだけど…
将来進めば、文法の時制に、「未来確定形」とか、「ガチ未来形」なんて出てくるかもしれないですね~

By Akky
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