必須単語が多い『日本語習得』と必須単語が少ない『英語習得』

辞書とだるまと必勝 苦手な英語学習
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日本人が英語を習得する語彙数は・・・

語学取得するのに、
どんだけ単語を覚えたらいいのか
と疑問に思った事はないだろうか。

本屋に行けば、英単語800語。英単語1500語。英単語3500語があれば、英熟語450単語とか、英会話99表現など様々・・・

こちらでは、英語の知識がドン底の英語難民者の救助を優先させるのが目的です。

その様な方々が、いきなり英単語5500語を購入でもしたら、10分もたたない内に、沈没して廃人に陥ることでしょう。

ちなみに、
単語5500語でしたら・・・
東大、京大、早慶の難関大学受験レベルっす

では、
日本英語検定協会の検定。
ご存じ英検を基準にして考えてみましょう。

因みに、
TOEICに置き換えると、英検準2級=TOEIC400点英検2級=TOEIC600点英検準1級=TOEIC700点英検1級=TOEIC850点

もうすこし深く話をすると・・・

ビジネス8000語以上
仕事の内容にもよりますが大体語彙数だけで8000~12000単語は、必要です。
国際部門の配属ならは、8000語程度。海外出張が多い部署なら、10000語は必要とおもいます。無論、専門性な仕事や大学の教授であれば、ネイティブ(英語圏内)と同等の20,000~50,000語は必要と成ってきます。

転職2500~4000語相当
転職や入社じに必要な履歴書。そこの資格欄に記入できる英検等級は、準2級以上が一般的。よって、少なく見積もって2500~3000語程度の語彙力がないと、履歴書や入社時の面接で『英語が得意です』ってひけらかさない方が無難です。

洋書10000語相当
洋書を困らず読めるようになるレベルとして、10000~150000語程度は必要だ。
もちろん内容にもよるが、文字ばかりの簡単な書籍を想定している。

学校の勉強学校の授業に何とか付いて行ける語彙
平均的学校の教育水準として、
中学校レベルで、約900語
高校レベルで、約2000語
中には、英語一単語も知らないけど高校卒業した方もおられるとおもいますが・・・
あくまでも平均的な水準の話としてとらえてくださいね。

まあ、わたくしも英語の成績は、万年『1』の猛者でしたから、この法則外でしたが・・・

入試
入試試験の場合は、
学校のカリキュラムに従って次の語彙数は必要だ。

英会話
海外旅行用英会話の必須語彙数
海外に遊びに行ったり、限られた環境での必要数

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英語圏のネイティブの語彙数

英語圏内のネイティブスピーカー(現地人)の語彙の程度をみてみましょう。

留学
留学には、人によって目的が違うので、これだ!という語彙数を示しにくいですが、様々な方向から次の表にまとめた。

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日本語のネイティブスピーカーの語彙は・・・?

恐らく、英語の覚える語彙数が、多くて嫌気をさしているのでは・・・

英語圏内のひとは、生活の為、お金の為、地域との関係性の為、膨大な語彙を自然と習得します。我々第二外国語として習得するには、使命感がちがいますので、そこまで本気になる必要がないとおもいます。
また、こちらのブログをご覧の方は、英語が出来ずにお困り英語難民者の方々がメインです。
克服できる範囲とスピードでやって行けば良いではないでしょうか・・・
ゆっくり遣っていきましょう・・・

さて、我々日本語ネイティブスピーカーは、どのぐらいの語彙数があるのでしょうか・・・

英語と日本語の作りの違いが大きいので、一概に比べることは難しいですが、言葉の知識量として比べた時の比較と認識してもらえればとおもう。それでも英語圏内ネイティブスピーカーの語彙と比べても250%も多い語彙数である。

日本人は、語学に関して繊細で寛容なのだ。その分語彙が多く巧みに使い分けているのだ。

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外国人が日本語を習得する語彙数は・・・

日本語を勉強している外国人が目指す資格に、『日本語能力試験(JLPT)』がある。
英検の日本語版と思っていただいても良い。

ここからも察しがつくとおもうが、単語の語彙だけとっても、日本語は語彙数が多い、漢字がある、漢字の読み方が多岐にあるなどの理由で、外国人の習得が厄介な存在となっている。

因みに、日本人ネイティブと外国人習得者には、可成り大きな差があるので、日本語能力検定でN1をとっても、実際の会話や文章がたどたどしかったり、日本語の表現、ことわざ、地方方言や流行り言葉などで常に日本語と戦っているのだ・・・

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日本人にとって、英語習得は、簡単!!

英語を楽しむ程度なら、語彙1000語も覚えれば十分会話が成立する量だ。
頑張れる人なら2500語を進めるが、頑張れない方なら600語でも十分。
600単語でも、海外に住む事も無理ではない。
(私が人体実験で証明済みだから!!)

さて、日本人は、多彩で大量な日本語に慣れているって事が理解できたとおもう。
同じ意味の単語が多くあり、使い分けているのも日本語がややこしい理由の一つだ。

『お父さん』『おっとう』『パパ』『父ちゃん』『お父様』『父』・・・
お父さんの言い方ひとつでこんなにあるし、人によって使い分けているから厄介。
地方に行けばさらに広がってしまう。
『おど(秋田)』『スー(沖縄)』『おとん(大阪)』『とっつぁん(ルパン三世)』などなど
外国人が混乱するはずである。

英語の習得について話を進める
日本語には、先ほど紹介したように、同じ意味の言葉を幾つも使いこなしている。
『父ちゃん』『お父様』『父』『おとっつぁん』+『Father(ファーザー)』の様に、プラスワンで、覚えていってもらいたい
このグループインをするかしないかによって、英語の慣れ方が変わってくる。

まあ、今回は、英語取得する目標と外国人にとって日本語取得は厄介である事が分かってもらえればいいかな・・・

by Akky
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