宝の持ち腐れ
『英語は、難し~わ~、ややこしいし・・・分け解らん・・・』と、何年間も思ってこられた英語難民者が、こちらの記事を読んでいるとおもいます。
実は、『日本語』は、世界最悪の言語と、外国人から、悪夢と知らしめた唯一言語である事をご存じだろうか。
まぁ、
誉め言葉として我々日本人は、受け取って差し支えない。なんせ多様性や可成り自由な形式の上に、ルールがある言語なので・・・
難しい理由は、追々に話をするとして・・・
そんな奇怪な言語『日本語』が喋れる日本人が、四角四面で型通りの英語の習得できない訳がありません。
出来て当然の土台は出来ているじゃないですか!!
今こそボチボチ習得して行きましょう。
英語圏内の方が、多言語が喋れるというのは・・・
よくテレビなどで、『私は、3つの言葉を喋れます!!』という、マルチリンガルを自慢するうらやましい人が登場して、我々日本人は、『へ~~、すごいな~』と思ってしまう。
しかし、
海外では珍しいことではない。
私が、留学先の大学の寮で、私と英語。友達とポルトガル語。彼女とはフランス語で会話している光景をみて、
私は、『ゲェ! すげー、こいつ頭いい奴やん!』とおもった。
しかし、ある日のカフェで、頭を抱えて必死に勉強している彼の姿をみて、
『やっぱり、頭いい奴は、努力が違うな~』と思って感心していた。
その矢先、私の姿を見た彼は、闘牛のごとくに、私に駆け寄ってきた!
『Akkyは、日本人だよな! これ解いてくれ!!』
と持ってきた問題が・・・
分数の足し算。
それも小学四年生の知識で十分。
それを必死に、指を曲げて計算していたのだ。
人間の指は、間接があるから三分割の問題なら取れると思うが・・・二分の一が出たら、第一と第二間接の間をへし折るつもりだったのだろうか?!
その日以来、こいつも凡人だわと思うようになった。
ちなみに、彼は、新しい可愛い中国人の彼女と中国で暮らすと言って退学したようだ・・・
さて、話は、思い出話に脱線してしまったが・・・
言語習得についてアメリカが、興味あるデータを公表した。
2017年アメリカ合衆国国務省(United States Department of State)が、アメリカ外交官養成局(FSI: Foreign Service Institute)が、英語を母語とする局員が、習得するのにかかる期間をもとにして各言語の習得難易度を公表。(Language Learning Difficulty for English Speakers)
因みに、これから紹介するデータは、一般の方を基準にしてない所は、抑えておいてもらいたい。補足をしておくが、国務省は、日本の外務省と思ってもらっても差し支えない。これだけでも学力優秀なエリート様だと言うこと感づかれたとおもう。そこで米国外交官を育てる機関が『FSI』。
FSIで養成を受ける方々は、外交官としてアメリカの看板を背負って海外で、即座な判断や発言をおこなったりする重責な方々。そして、年齢も30~40歳程度の働き盛りの外交官となる一方、入局してから下積みを行っている為、外国語に関する知識もそれなりに有している。
そんな超エリートの方々が、日常的や専門的コミュニケーションに殆ど支障が出ないレベルとして、政府機関語学会議スケール(Interagency Language Roundtable【ILR】)で、Speaking 3(会話レベル10段階レベル中6以上)とReading 3(読みレベル10段階レベル中6以上)を達成するのにかかった学習期間の一覧を下記に示した。
語学のレベルを語るには、
・喋る【speaking】
・読む【reading】
・聞く【listening】
・書く【writing】
以上の四要素が不可欠だ。
そこには、『文法』や『語彙(単語)』また、『発音』の複雑さによって難易度は変わってくる。
よって、カテゴリー1に挙げられているのは、英語と密接に関連する作りになっている言語となる。
実は、英語が作られる際に、『フランス語』と『ラテン語(旧ヨーロッパ諸国公用語)』の影響を受けている為、カテゴリー1は、兄弟言語の様なものなのだ。
よく、アメリカなどで、多言語を喋れるという方の多くは、このカテゴリー1の範囲内が多い。
最悪の言語
アメリカ外交官養成局(FSI: Foreign Service Institute)が、各言語の習得難易度を三つのカテゴリに区分している。
では、我が『日本語』は、無論、カテゴリー3に分類されている。
因みに、これら以外のベトナム語、ドイツ語、ビルマ語などの学習期間は、30~44 週間 (1100 時間の授業)【毎日3~4時間ペースで、320日相当】カテゴリー2に分類される。
じつは話は、ここで終わらないのだ。さらなる追い打ちレポートがある。
『INSIDER』が、2017年12月5日に『英語を母国語とする人にとって学習が最も難しい言語マップ(This fascinating map shows which languages are hardest to learn for native English speakers.)』が公表された。
RedditユーザーのFummyは、FSIの資料を基に独自の調査を加えて八分類にし、地図による分布の可視化を行って公表した。
日本語がなぜ難しいかは、別の機会にブログにして改めて報告するが、超難解で自由気ままなで構成されている日本語を操れる日本人が、たった6っの法則通りの文法しか持たない英語を操れないわけがないのです。
ちょっと真剣になったら半年で、中学英語程度なら理解して終わってしまう程です。
さて、ゆっくりと英語を理解してゆきましょう・・・
きっと、一年後には、英検三級ぐらい取っていることでしょう!!