あなたは、
こんな時、
家のドコに行きますか…?
・腹減った・・・キッチン
・体が汗でベトベト・・・風呂
・歯を磨く・・・洗面所又は、キッチン
・おしっこをしたい・・・トイレ
・寝たい・・・ベットルームか、コタツの中
まさか。。。
・腹減ったから、
風呂場に行かないでしょ・・・
・体を洗いに、
キッチンには行かないでしょ・・・
・おしっこしたいから、
公園には行かないでしょ・・・
因みに、私の貧乏学生の時は、こうでしたけど(;^ω^)
とにかく、
遣りたい事に対して、行く所って決まってますよね。
実は、言語も一緒なのです。
単語を、置く場所に置くことによって、意味を作るのです。
そこの所を、少し深堀してゆきましょう。
言葉の役割分担
もし、
単語で話されたら、
どの様に理解しますか・・・
「噛んだ」
「私」
「子犬」
恐らく、この様に考えたのではないですか。。。
『私を噛んだ、子犬』
『子犬は、私を噛んだ』
もしかして・・・
『私が、子犬を噛んだ』
もはや、
サイコパス!!( ;∀;)
何故この様に、読み手によって、バラバラなんでしょうか?
単語だけの羅列は、日本語の弱点・・・勘違いされやすいんです。
会社とかバイト先にもいますよね・・・単語だけで命令して来る奴・・・
気を使って推測で行ったら、「違う違う」って言って怒る奴・・・
腹立つわ~(-_-メ)
愚痴は、またの機会に聞いてもらう事にして・・・
この様に、読み手に取ってイロイロと捉え方が違った原因は。。。
「助詞」が無いから
簡単に、
「助詞」とは、
「単語にくっついて、言葉の関係性をハッキリにさせる付属ワード」
具体的にいうと、
『–は』『–が』『–を』『–に』『–の』『–で』など
因みに、
「助動詞」とは、
「文末の単語にくっついて、文の意味を整える付属ワード」
具体的にいうと、
『–です』『–られる』『–させる』『–そうだ』『–ない』『–らしい』など
先ほどの単語に、助詞を加えてみると、
「噛んだ」
「私を」
「子犬は」
これで、状態がハッキリしましたよね。
この助詞を一語入れただけで、
それぞれの単語に、立場や状態のフラグを立て、認識が出来る様にしたのです。
「XXは、▲▲が(を)、〇〇した。」
私が、子犬を噛んでは無い事がハッキリしました。
ここで最強日本語の本領発揮です。
助詞(助動詞)があれば、語順なんぞどうなっても、ほぼ理解が可能なのです。
位置言語
では、
英語も同じなのでしょうか・・・・
そもそも、助詞が無いっす!!
では、
「噛まれた」
「私」
「子犬」
単語しか使ってない英語では、
犬を噛んだか、犬に噛まれたかの区別がつかないのか???
そんな分け無い、ちゃんと、つきます。分かります。
方法は、一つ!
『場所/位置』で示すのです。
日本語の
「XXは、▲▲が、〇〇した。」
助詞(助動詞)の役目は、語順=場所/位置で表します。
主語 + [述語]動詞 +目的語
×× 〇〇 ▲▲
子犬 噛んだ 私
これで、
「主語」の位置にあるものは、「~ ~ は」にあたる文のメインな事柄としてとらえます。
あくまでも、助詞が無いので、主語=「~は、」とは100%言い切れないので、自然に主語/主題と成る様に、表現してください。
だから、
山田 + 〇〇 + 木村
この語順だと、
山田くんは、木村君に何かしたと理解できます。
次の動詞は、
「主語」の動きや状態を表します。よって、『結果や結論です』
日本語だと「~~です」「~~だ」「~~した」などにあたります。
くどいようですが・・・
助動詞が無いので、[述語]動詞=「~です。」とは、完全に言い切れないので、自然に日本語の文末が成立する表現にしてください。
最後は、目的語。
主に、上記の動詞の対象物(標的)を表す。
日本語だと「~~を」「~~に」などにあたります。
例えば
×× + 好きです + 木村
この語順だと、
誰か××さんから、木村君が、好かれているのは解ります。
でも、好きなのは誰なのでしょう。。。
逆な視線では、木村君は、一方的に好かれているので、
相思相愛なのかは、分かりません。
どうでしょう・・・
何となく理解出来ましたか?
元々、どうにでもなる自由な日本の文法を、四角四面の英語の文法に当てはめて表現するのは、無理があります。だから、英文法の英単語の位置から、意図をくんで、適当に日本語をあてがって、文として理解出来る様にしてやればOKです。
数をこなして行くうちに、時機に慣れてくるとおもいます。
配列パターンは5つ
英語が超大っ嫌いな方でも、中学二年生の頃に、耳にしたことが無いですか???
『基本5文型』
あのSVOCと言う訳の分からんアルファベット群・・・・
また、第二文型とか第三文型とか・・・
SVOOとかSVOC・・・
何じゃそりゃ~
主語 | [述語]動詞 | 間接目的/補語 | 直接目的/補語 | |
第一文型 | S | V | ||
第二文型 | S | V | C | |
第三文型 | S | V | O | |
第四文型 | S | V | O | O |
第五文型 | S | V | O | C |
ここで覚えて欲しいとも、理解して貰おうともおもってない。。。
ただ、単に、
文法の基本文型は、たった五つからしか出来てない事を知って貰えればそれで結構。
もう一つ欲を言えば・・・
英文法の共通パターンは、
S V
主語+[述語]動詞+~
この共通パターンで始まる事を、何となく知って貰ったらそれで、文法の80%制覇したも同然。
おめでとうございます!!
ターゲットは、動詞
結論から先に話すと・・・・
「英文法を理解するには、動詞の位置を探れ」
英文法は、動詞が、主語とその他の文の接着剤的役割をしている。
だから、接着剤の動詞を制すると簡単に訳せる事ができる。
ん~~
何か・・・訳判らない・・・
と・・お嘆きかとおもう・・・
結構!
とにかく・・・
動詞を理解することに、集中して行ってほしい・・・
細かくは、別のブログで解説する。
まとめ
①英語は、単語配列の位置関係で、文章に意味を持たせる
②日本語の複雑な助詞/助動詞を、単純な英文法の配列で表現させる
③英文の配列基本パターンは、5つ。
④英文の全ては、主語+動詞+~で始まる。
⑤動詞を集中的に攻めよ