突然の助っ人外国人教師の乱入…
ざわつく教室を気にも留めず・・・
スマイリー顔負けの笑顔で、いきなりの
『Hello~』と・・・
アマゾンの原生林をかき分けて、出会った我々原住民族へ
「私は、敵じゃないですよ~」の猛アピールしている文明人の如く・・・
英語の非常勤外国人教師が入ってくる・・・
そして、一方的に自己紹介をやり終えたら、突然発音の教科に突入する・・・
『an apple・・・??
・・・repeat after me please』
おっと・・・
『リンゴって言え!!』との強要!!
初めてあった人から、「りんごって言え!!」と言われたのは、人生初めてだ・・・
新手の『通り魔』に出会った如く、思考が持っていかれる・・・
外人先生の欲求通り、我々は要求通り叫ぶ・・・
『aN APpLe!!』
外人先生は・・・
『ん~、チョット チガウね~』
『ホヘッ・・・ ( ゚Д゚)
日本語しゃべれるやん・・・』
これが初めての英会話授業であった・・・
外国人英語教員は、アルバイト
実は、突然英語の授業をジャックしてしまう非常勤外国人教師は、簡単に言ってしまえば、アルバイトの外国人なのだ。
時給1600~2000円/時で、給与28~30万円程度。一年間の有期契約社員ととらえてもらった方が考えやすい。(正式には、地方公務員としての任用資格を与えられる)
資格は、英語が母国語で喋れればOK。
最近、四年生大学卒業の方であれば、学部は問わない条件が追加されているようだ。
日本の外務省、文化科学省、総務省のお達しのもと、地方公共団体が彼らを活用しているのだ。
その活動『JETプログラム(Japan Exchange and Teaching Programme)』は、1987年から「語学指導等を行う外国青年招致事業」として行われている。
その中でも、語学を教えるのが、外国語指導助手『ALT(Assistant Language Teacher)』という。しかし、近年需要の高まりと民間請負会社の参入などから、JETプログラム参加者以外の外国語指導助手(non-JET ALT)が、JETのATLを上回る人材の供給をおこなっている。
勿論、授業品質のばらつきが散見される事態となった。そこで文部科学省から『外国語指導助手の請負契約による活用について』(21初国教第63号)の通知が出されることとなった。
ちょっと、マニアックな内容となったが・・・
ここで取り上げたいことは、外国人の労務問題ではない・・・
『外国語指導助手は、英語が話せるだけの人』それだけで採用されている事だ。
よって、語学に詳しくもないし・・・日本語との比較も出来ない・・・さらには、語学習得の苦労も理解していない・・・そんな方が殆どなのだ。
授業も英語を習得するための『裏技的なチートスキル』を教えてくれる事はない・・・
だから、突然歌いだしたり、英語ゲームを行ったり、恒例のネイティブ発音講座となる。
『「R」ア~、ア~』『「L」ェルッ、ェルッ、ルッ、ルッ・・・』と、発音やヒアリングを繰り返す事が中心の授業に終始するのだ・・・
(ヒステリックな日本人先生から教わるより、在り難く感謝ですが・・・)
まあ、立場が逆転して、『明日から、あなたは、日本語指導助手です!!』と、文部科学省から強制徴用されて、あなたがジンバブエで、教えるとなったら・・・
日本人代表として、文法とか、正確な筆順とか、単語の活用など教えれますか・・・
日本語教師の資格があるなら別ですがね・・・
この様に、外国人の英語の先生は、英語を教えるプロではないのです。
外国人として親善コミュニケーションやふれあいを学ぶのがメインと認識した方がよいとおもいます。
この延長で察しがつくかもしれませんが、
巷の『英会話スクール』も同様で、英語を教えれる英語教授法『TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)』等を習得ている先生は、極一部しかいません。
ましてや、悪名高い日本語と英語の難点を理解して教えてくれる外国人先生は、皆無です。
ただし、ある程度英語が解ってきたところで『英会話教室』に行くのは、効果的です。が・・・
英語嫌いやコンプレックスまた、始めたばかりの方が、行っても授業時間ず~と苦痛とドキドキでしかなく、すぐに英語を辞めてしまうでしょう!!
よって、勇気をふりしぼって、借金して、外国人から生の英語を教えて貰うのは、原則辞めておいた方が無難かとおもいます・・・
英会話でベラベラになるにも順序が大切・・・
気持ちが解らない学校の先生
では、ちゃんと学校の先生に習うのが良いの??
って、思うでしょう・・・
半分正解、半分不正解です・・・
わたしは、結構、学校の授業をディス(dis)って否定的ですが・・・
学校の授業は、今思い返せば、英語習得には、良い内容であるとはおもいます・・・
理解ある良い先生が居たり、授業に付いて行ける理解力があったら・・・
が・・・しかし・・・
実際には、私の様に落ちこぼれたら、這い上がるのは困難。
何故なら、
語学は、知識と慣れの積み上げで習得して行く学問だからです。
『Be動詞は解らなかったけど・・・動名詞楽勝!!完璧だったわ・・・』って事あり得ません。
歴史や数学なら、途中の単元が解らなくても次の単元から理解できるってのは、ザラですよね。鎌倉時代わからなくても戦国時代得意ってのは・・・
よって、早々に英語落第生になってしまったら、中学の三年間は、英語が不得手確定の学生生活を虐げられるのです・・・
では、学校の先生が教えてくれると・・・思いきや・・・
そこは、無理ゲーなのです・・・
英語の先生として、教壇に立てる方は、学問優秀なエリートのみだからです。
大学、短大か専修学校で、英語の知識以外に、心理学や教育原論などなどの多くの単位を取って卒業し、『教育教員免状』を得てから、競争倍率4~10倍ある教員採用試験に受かって初めて教壇に立つ事ができる。まさしく、エリートなのです。
学問でつまずくレベルが格段に違うのです。。。
そんなエリートの方に、落ちこぼれのつまづいている理由が理解出来るでしょうか・・・
えっ・・・ローマ字違うよ・・・書けないの・・・?
何で、こう書くの?
さっき、やったでしょ・・・聞いてた・・・
そうしてチョークが飛んでくるのです・・・(-_-メ)
先生の愛情は、理解深める為に、補講や宿題の追加を言い渡されるが・・・
解らないものは、解らない…
苦痛が増えるだけなのだが・・・
エリートは、一般の対処や教育理論で解決を実行するが・・・
我々英語難民者達は、理屈でない異次元の世界で理解していない事が多い。
よって、エリートには、英語難民の戸惑いが理解できないので、最終的に放置になってしまうのだ。
結局・・・自分で解決するしかない・・・
結論、自分の傷は、自分でしか治せないのである。
同じ悩みだった人へ助けを求める事や、改めて自分自身納得する理由を探求するしか方法はない。
本屋に行けば多くの英語の解説本がある。
その中身は、全て同じ内容が書かれている。
だったら、一冊で良い様なものだが・・・いっぱいある。
もう一度言うが、中身は、一緒。理屈も一緒。だけど一杯ある・・・
英会話スクールも巷には、多くのスクールが存在する。
なぜか・・・?
同じ内容でも、あなたへのアプローチが全て違うのである。
あなた自身が、気持ち良く理解、共感が出来る『本』や『英会話スクール』を選ぶ事を意味する。
結局、あなたがあなた自身で、理解出来る手段を選び習得・克服する。
すなわち落ちこぼれにとっては、『独学』が最も優れた学習方法なのだ!
天才たちは、落ちこぼれ
『トーマス・エジソン』Thomas Alva Edison
・小学校中退
「1+1=2」が納得できなかった。
理由は、1個の粘土と1個の粘土を合わせると、1個の大きな粘土なるから
『アルベルト・アインシュタイン』Albert Einstein
・数学以外全て赤点で、大学入試失敗。
・高校時代の化学の成績は「要補習(赤点)」
・就職が出来ず、フリーターが続いた
・チューリッヒの学校から入学を拒否
『チャールズ・ロバート・ダーウィン』Charles Robert Darwin
・小学校の時成績が悪すぎて、先生からバカにされていた。
『パブロフ・ピカソ』Pablo Picasso
・ABCの順番があやふやでハッキリ理解できてなかった
さて・・・英語が出来ずこれから頑張ろうと思っている方、将来じつは・・・