単語を「文法的性質によって分けられた単語の分類」が、『品詞』だ。
もっと簡単に言えば、単語を分類ごとに分けた物と思って問題ない。
英文を完成させる「文の要素」
ズバリ最初に断言しておくが、「品詞」と「文の要素」は、全くの別物としてとらえてほしい。
これが結構混在して頭に入って、ややこしい世界に導く。
『文法が嫌いっ・・・』と言う人は、この「品詞」と「文の要素」の区別が出来ていないのが殆どだ。
今回も簡単に「へ~~そうなの・・・」程度で、理解してもらいたい。
この「文の要素」は、たった5つしかない。
え・・・
5つしかないって・・・
英語の文章は、5つの構成でしか出来てないの?
ズバリ!!
5つの構成だけ!!
種類 | 記号 | 英語表記 | 内容 |
主語 | S | Subject | 文のメインとなる言葉 |
動詞 | V | Verb | 人やものの動きや状態を表す言葉 |
目的語 | O | Object | 目的となる言葉 |
補語 | C | Complement | どんなものかを説明する言葉 |
修飾語 | M | Modifier | さらに詳細な説明を付け加える余計な言葉 |
この5つが『文の要素』となるので、種類の名前だけは、認識してもらいたい。
これって、学校で「SVの第一文型」とか、「SVOCの第五文型」とか言ってた奴だ。
何となく頭の片隅に残っているのではないだろうか・・・
正直いって、この第何文型ってのは、学校の先生を目指している人以外は、覚える必要はない。
大事なのは、文の構成の順番なので、これからの文法の説明は、この分類の名前が頻繁に飛び交う事になる。
今後是非とも覚えてもらいたい。
5つが無理なら、主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C)の四つで十分だ。
お風呂の中でもトイレの最中でもとにかく、覚えてもらいたい。
詳細な説明は、また行う事とする。
品詞と文の要素は別物
クドイ様だが、「品詞」と「文の要素」は、別物だ。
・品詞・・・単語の分類
名詞・代名詞・動詞・助動詞・形容詞・副詞・接続詞・前置詞・など
・文の要素・・・文を組み立てるポジションの分類
S(主語)・V([述語]動詞)・O(目的語)・C(補語)・M(修飾語)の5つ
名詞・代名詞・動詞・助動詞・形容詞・副詞・接続詞・前置詞・など
・文の要素・・・文を組み立てるポジションの分類
S(主語)・V([述語]動詞)・O(目的語)・C(補語)・M(修飾語)の5つ
と・・・言う事は、二面的アプローチが出来る。
I LOVE TOMOKO.
(私は、トモコが、好きです。)
品詞と文の要素との比較 | |||
アプローチ | I | LOVE | TOMOKO. |
文の要素 | 主語 | [述語]動詞 | 目的語 |
品詞 | 代名詞 | 動詞 | 名詞 |
何となく理解して頂けただろうか?
それぞれの働きなどは、改めて個別に紹介してゆく。
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