先生と言えば・・・
金八先生の武田鉄矢さん、熱中時代の水谷豊さん、ごくせんの仲間由紀恵さん。
本物の先生で「今でしょ」で一世風靡された、林修先生やスタディーサプリの関正生先生。
漫画では、
ど根性ガエルでお馴染み教師生活25年の町田先生、ドラゴン桜の桜木健二、暗殺教室の殺せんせーなどおもいだす。
学校では、結構、先生って身近な存在だけに、憧れの存在でもあり尊敬する人物ではないだろうか、ましてや勉強を教えるのだから頭もよく、国公立ともなれば、公務員。
かなり安定している職業の様にもおもえる。
だがしかし・・・
服装や車など・・・結構地味。
ロレックスをはめて授業している先生は、見たことがない。
さてどんなもんなんでしょう・・・
教師の収入の平均
・小学校教師
月収 25万~33万程度
(平均年収約360万~400万円)
・中学校教師
月収 26万~34万程度
(平均年収約335万~408万円)
・高校教師
月収 24万~36万円程度
(平均年収約332万~430万円)
(参考:20代で278万円、30代で370万円、
40代で435万円、50代で568万円)
教師は経験に応じて収入が増える職業。
公立校の教員であれば年功序列で、勤務年数が長くなるほど年収が上がります。
一方、部活の顧問などになれば、休日返上で対応しなければならなかったり、突発な生徒のトラブルで対応せざるえなかったり、年中多忙な傾向にあります。
教師になるためには
教師になるには、
教員免許取得が必須となります。
教員免許を取得するには教職課程のある大学または、短期大学に入学し必要な科目を習得しなければなりません。
教職課程修了後、各都道府県教育委員会に教員免許の授与申請を行うことで取得できます。
教員免許には種類があり、取得後10年間有効となります。
・大学の教職課程後授与…一種免許状
・短期大学教職課程後授与…二種免許状
・大学院で修士の学位後…専修免許状
上記の普通免許状の他にも「特別免許状」や「臨時免許状」があり、特別免許状は、専門的な知識・経験を持った人を教員として学校に迎える際に授与されるものです。そして、臨時免許状は、助教諭や養護助教諭の免許状として授与されます。
普通免許状は、学校種別毎に分かれており、小学校・中学校・高校に応じた免許を取得する必要があります。
日本語学校の先生の収入
外国人に日本語を教える先生は、国際的なスキルを持っているので、日本の教師以上にもらっているのでは・・・と思いたくなるが・・・
あまり大きく変わらないのが現実、寧ろ若干低めな事が多い。
・フルタイム教師
月収21万~35万
(平均年収約300万~400万円)
・パートタイム教師
1800円/時~2800円/時
※実コマ時間のみ
殆ど日本語が判らない学生に判ってもらう為の資料作りやプリント作成時間が多く授業している時が一番楽とおっしゃる先生もいるほど・・・
さらには、生活面でのバックアップも多く、道に迷子から蛍光灯の変え方も判らない留学生の支援までしないといけないので、おちおち寝てもいられない程。
そんな事を考慮したら
時給換算500円/時だったなんて、
笑い話にも出来ない程激務のようだ。
ただ、日本を好きになった外国人が愛おしくて、そんな成長を見るのが生きがいと思っているから長年続けられている話もよく聞く。
大学の日本語教育コースの先生
しかし・・・
大学付属の進学コースとしての日本語コースの先生は、一転する。
・大学所属日本語教師
月収50万~65万
(平均年収約650万~900万円)
大学へ進学誘導しなければならない事や大学の授業に付いて行ける程度まで成長させないといけないノルマなどあり、給与は良いものの非漢字圏の外国人が多くなってきているので、結構きついようです。
因みに、こちらでの就労の採用条件は、
・日本語教育などの分野で修士号取得
・研究業績論文3点提出
・身元調査
採用の基準も高いのが現実のようです。