日本語を話す外国人
最近、外国人と出会うことが多くなってきましたよね~。
市街、ホテル、電車、コンビニなど・・・
店員が、外国人ってのも珍しくなくなってきました。
ここ五年で、急激に、インバウンドとしての旅行者や外国人留学生が、毎年倍の勢いで増加し続けているからです。その為、日本語を話す外国人と出会う機会が多く普通になってきましたよね。
私が子供の頃、日本語を話す外国人は、ジャッキーチェン(成龍)、アグネスチャン(陳 美齡)、ケント・ギルバート(Kent Sidney Gilbert)、ザ・デストロイヤー(Richard John Beyer)ぐらいだっだが、今は、スティーブン・セガール(Steven Seagal)、ジェームズ・レマー(James Remar)リバース・クオモ(Rivers Cuomo)、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)、井上ジョー(Joe Inoue)などなど多く出現してきてます。
テレビなどで、彼らが日本語を話すとなぜだか深い親近感がわいてきます。
特に、スティーブン・セガールは、大阪弁時々、お姉言葉がでるのが愉快です。
日本語を学ぶ人たち
世界で、365万5000人が日本語を勉強していると『国際交流基金』が2015年発表している。この数には、独学は含まれておらず、学校での授業・語学学校・語学講座・インターネット教育などの人数調査の結果のみだ。会話教室や個別指導また、独学で学んでいる方々をカウントすれば、膨大な人数が浮かび上がってくるとおもう。
さらに、
日本語を学ぶ理由として・・・
2位:日本語でのコミュニケーション
3位:マンガ・アニメ・J- POP等が好き
4位:歴史・文学等への関心
5位:将来の就職
6位:機関の方針
7位:日本への留学
8位:国際理解・異文化理解
9位:日本への観光旅行
10位:受験の準備(大学等)
日本語能力試験
さて、語学を学ぶ者の殆どが、語学試験を目標に勉強しているといってもいい。
海外85か国・地域、249都市。国内47都道府県で日本語能力試験(JLPT)を実施している。2018年度では、100万人を超えて受験している。
この試験は、N5~N1までの五段階の難易度がある。N1に近づくにつれ難易度は上がるのだが、大概の日本人ですら答えるのが困難な内容だ。
日本語を無意識に使っているだけに、日本語学校の外国人留学生から単純な単語を聞かれると、何とか答えてあげようとする親切心と日本人のプライドの心の格闘が始まるが、気の利いた説明ができない事が殆どだ。
『Akky、日本語しってる・・・?』と、茶化される事は、日常茶飯事だ。
また、能力試験は、単なる見栄や実力評価だけではない。
VISA申請に大いに関係する。
就職の職業業種の範囲や進学などに影響するため、将来、日本で働きたい外国人留学生や永住や進学を目標にしている者にとって、死活問題だ。
お金や生活に直結なだけに、必死で日本語を勉強するのだ。
さて、日本人の英語に話題を変えよう。
さほど、英検や国際英検などが、生活に影響する事はないとおもう。
就職活動の資格欄に、書けるかどうか程度じゃないだろうか・・・
英検1級取ったら、所得税減税50%ってしたら、多くの人が必死で取得目指すとおもうけどね・・・
テレビで最近いろいろ取りざたされている『外国人実習生』『特定技能』については、お金に直接作用する。
実習生の家は、一部例外を除いては、大概貧しい。
お父さんの月の収入は、8000円程度だ。時給換算で、47円/時に匹敵する。
そんな実習生が、月に18万円稼ぐとどうだろう。
一か月で、お父さん23人分稼ぐ事になる。日本のお父さんが、30万円稼ぐとしたら、実習生のお父さんとしての価値は、113万円相当実習生が稼いでる感覚だ!
ジャパニーズドリーではないか!
こんな事情もあるので・・・
一部の留学生や実習生にとって、日本でお金を継続して稼ぐためにも日本語が必要なのだ・・・
日本人も、俗的な理由にしても、このように目標をもって学べば、一年で英語習得も夢ではないとおもう・・・
何せ、
世界で最悪の日本語も実習生のように目的があれば六か月でN5に受かって、つたない日本語でも仕事をするのだから・・・人間の能力の凄さを感じる。